ボウリングを始めたばかりの方に分かりやすく解説した初心者向けの用語集です。引きやすい50音順に並べましたので、必要に応じてご利用ください。
言葉を知ってプレイするとリーグなどでの会話にも抵抗なく参加することができ、今まで以上にボウリングがお楽しみいただけます。

あ行

  • アウトサイド

    アプローチやレーンの右サイド(左投げの場合は左サイド)のこと、またはそこから投げることをいいます。

  • アクシス

    回転状態にあるボールの回転軸のことをいいます。
  • アクシスチルト

    水平面に対する最初の回転軸の角度を表す数字のことをいいます。ボールが進むにつれ、アクシスローテーションと共に減少していきます。

  • アクシスポイント

    ボールの回転軸とボール表面との交点(ローリングトラック回転軸の両端)のことをいいます。ボールを地球に例えるとアクシスポイントは北極や南極にあたります。

  • アクシスローテーション

    レーンに向かってどういった角度で、ボールが回転するかを表す数字のことをいいます。ボールが進むにつれ、アクシスチルトと共に減少していきます。

  • アジャスティング

    狙ったライン通りに投げられるように、ボールや立ち位置などを調整する動作のことをいいます。

  • アドレス

    助走を始める前のアプローチに立っている状態、もしくは立ち位置を決める行為のことをいいます。

  • アプローチ

    ボールを持って構えてから、投げるまでの助走路のことをいいます。ファールラインまでの床で長さは、4.57mです。

  • アプローチドット

    投球の目安のために付けられた丸い目印のことをいいます。 ファールラインから12フィートおよび15フィートの地点に5枚間隔に記されており、アプローチスポットともいいます。

  • アベレージ

    ゲームの総合計をゲーム数で割った平均点のことをいいます。通称アベ。1日、試合毎、ユーザーが決めた一定期間など、アベレージの基準はいろいろあります。

  • アメリカン方式

    1フレーム毎にボールリターンを挟んだ2つのレーンをフレーム毎に投げる進行方式で、公式試合ではこのアメリカン方式が採用されています。 ヨーロピアン方式に比べ、レーンコンディションが変化しにくいというメリットがある反面、2つのレーンコンディションを把握しなければなりません。

  • アレイ

    レーンの別称で、複数形になるとボウリング場のことをいいます。

  • アレイベッド

    実際にボールが転がる床のことで、レーンのファールラインから1番ピンまでの間のことをいいます。

  • アロー

    ファールラインから約15フィート地点に記されている三角の形をした7つの印のことをいいます。 5枚間隔に描かれており、スペアやストライクを取るためにこれを目印に投球を行います。日本ではスパットと呼ばれていますが、アメリカではこのアローが使われています。

  • アンカーマン

    チーム戦で最後に投球する人のことをいいます。

  • アングル

    ボールを投げ入れる位置と角度の総称で、ストライクコースやスペアコース、またはピンにあたるボールの角度のこともこのアングルが使われます。

  • 板目

    レーンの板の枚数を数えるときに使う用語です。右側から1枚目、2枚目... 、というふうに数えます。どのレーンも細長い板を39枚敷き詰めて構成しています。

  • インサイド

    アプローチやレーンの左サイド(左投げの場合は右サイド)のことを言い、アウトサイドの反対の意味で使われます。また、インサイドよりもさらに左寄りのことをディープインサイドといいます。

  • インザダーク

    1・5番ピン、2・8番ピン、3・9番ピンが残った形のことをいいます。前のピンに隠されて、後ろのピンが見えない(闇の中)という意味からこの名前がついたようです。

  • インサートテープ

    主にサムホールの調整に使うためのテープのことで、サムホールの背側に貼って、穴の大きさを調整します。 指の状態に合わせて貼ったり剥がしたりすることができるので、重ねて貼ることによって、微妙な調整が行えます。

  • インスパット

    狙ったスパットを内側に外すコントロールミスのことをいいます。

  • インチ

    英国で統一された長さを表す単位のひとつで、米国などで用いられるヤードポンド法です。inと表記し、インチと読みます。 1in=1/12ft=約25.4mmとなっており、 ボウリングにおける全ての長さの単位は、インチやフィートで表示されます。

  • ウォッシュアウト

    1・2・4・10番ピン(右投げ)もしくは、1・3・6・7番ピン(左投げ)が残った形のことをいいます。 まるで洗い流したようにスペアをとることから、この名前がついたと言われています。ちなみにヘッドピンが残っているため、ウォッシュアウトはスプリットに分類されません。

  • 薄い・薄め

    ジャストポケットよりも3番ピン(左投げなら2番ピン)に近い部分に当たることをいいますが、ボールがピンにかすった程度にしか当らないときに使われることが多いようです。

  • 打つ

    ピンを打つという意味からボウリングをすることをいいますが、スコアを出すことや、4人で投げるとき4人打ちという風に幅広く使われています。

  • ウッドレーン

    楓が使われている木製レーンのことをいいます。2000年頃まではこのウッドレーンが主流でしたが、 最近では定期的なメンテナンスやリコーティング、リサーフェースにコストのかからないシンセティックレーンに徐々に移行しつつあります。

  • ウレタン

    1980年代に登場したカバーストックの1つです。レーンコーティング材がウレタンに変わった時代では、摩擦係数が高く、安定したフッキングを得られるとして大ヒットした表面素材でした。 現在は、丈夫な特性を活かしてハウスボールとして使われるようになっています。

  • ウールワース

    5・10番ピン、もしくは5・7番ピンのスプリットのことをいいます。 ウールワースとはダイムストアと同じ実際にあったデパートの名前で、510セントの品物ばかりという意味に引っかけて用いられています。

  • エキストラホール

    指を入れる穴とは別に、ボールの動きを調整するために開ける穴のことをいいます。

  • エラー

    第2投でも残ったピンを倒せなかったことをいいます。

  • オイル

    レーンを保護するために塗布されている油のことで、コンディショナーともいいます。このオイルの塗布状況によりボールの挙動が変化します。 投球軌跡や時間の経過などによってオイルの分布は変化するため、勝負を左右する重要なポイントとなっています。 多くのセンターではファールラインから3540フィートまで塗布しています。

  • オイリー

    オイルが厚く塗られたレーンコンディションのことをいいます。曲がりにくく、スピードが出やすくなるのが特徴で、レーンが早いともいいます。

  • 尾久

    株式会社サンブリッジの東京支店がある場所です。 住所には尾久という地名は入っていませんが、所在地の説明をするときに必ず出てくる地名です。おそらくJRの最寄駅名の影響が大きいのではないかと推測されます。

  • 遅い

    レーン上のオイルが少なめである状態のことをいいます。摩擦が大きくなることで球速が落ち、ボールが曲がりやすくなります。

  • 重い

    アプローチの滑りが悪いことをいいます。スライド脚の膝に負担が大きくなる可能性が高くなります。

  • オフセット

    ピンがピンスパットに正しく配置されていない状態をいいます。オフセットのまま投球するとストライクの確率が低くなります。

  • オーバーターン

    リリース時に手首をひねってボールに回転を与えることをいいます。

  • オープンバック

    バックスイングで肩を後ろに引くスタイルのことをいいます。

  • オープンフレーム

    ストライクもしくはスペアがとれなかったフレームのことを言い、略してオープンともいいます。

  • オールウェイ

    任意のフレームから全てストライクを出してゲームを終えることをいいます。

  • オールスペア

    全てのフレームでスペアを取ることをいいます。スコアは最低で100点、最高で190点になります。

  • オンス

    英国で統一された質量を表す単位のひとつで、米国などで用いられるヤードポンド法です。ozと表記し、オンスと読みます。 1oz=約28.3495g、1lb=16oz=0.4536kgとなっており、 ボウリングにおける全ての重さの単位は、ポンドやオンスで表示されます。