トーナメントにおけるボールラインアップの重要度は非常に高いという認識はボウラーの間では至極当然に語られている昨今の状況に、
昨年よりいわゆる中間以降でよりスコアメイクを行うために研究が継続されておりましたが、
ついにその結実ともいえるミッドクラスの雄「ACTIV8™」が発売されることとなったのです。
パターンターゲットとして
ミディアムからドライに主軸を置き、スムーズなスキッドとコントロール性に長けたフックモーションの両立を目指し完成したこの「ACTIV8™」は、
リシェイプを幾度も重ね完成したコアシステムにハイパフォーマンスボールでも多くの種類に使用され続けている元祖コンポジット系の亜種である「コンポジットファング」のパール配合を調整したハイブリッドカバーを使用し、
抜群のフックモーションと高いコストパフォーマンスを共に実現させた自信作が誕生したのです。
前述のように、幾度もの組み合わせ調整を行うことにより引き出された
DV8の
コアテクノロジーのポテンシャルも大いに底上げされ、
オイルゾーンではクリアで長めのスキッドにより長尺のレングスを作り出し、ドライエリアでの反応速度も非常に速く反応するため切れの良いアグレッシブなバックエンドリアクションを実現しています。
つまるところ、
オイルパターンを読み取る上でもオイルの濃淡をいち早く感じることができることで、トーナメントやリーグ戦の後半戦だけでなくオイルの薄めなハウスコンディションにおいてもその性能を十二分に発揮することでしょう。
いわゆるスキッドスナップモーションでありながらもバックエンドの動きに関してはとても視認しやすく、
コントロールしやすい点もこの「ACTIV8™」の持ち味なのです。
単にプロパフォーマンスやハイパフォーマンスボールのサポート役としてではなく、この「ACTIV8™」は個としても非常に際立つ存在感を備えており、様々なボウラータイプにマッチする、
まさに完成されたミッドクラスボールとなることを確信しています。