これはあこがれのランクで私が勝ち得た最も大切なタイトルです。初めてのタイトルは常に特別だし、最初のメジャーもです。しかし、このトーナメントは特別なもの。
なぜならここで投げるボウラーはすべてがチャンピオンだからです。ファイナルに残ったのはみんな若くて素晴らしいプレイヤー達です。
何よりも大きなことは自分の失敗から学ぶと言うことです。私はずっと以前にそのことを知りました。そして自分の過ちを乗り越えるために努力して来ました。
このようなタイトルを勝ち取ることの素晴らしさは、ここにいるみんながファミリーだと言うことです。みんな、それぞれが他の誰かにも成功してもらいたいと思っていることです。本当の意味での達成感があります。
最初の2マッチで年間最優秀選手候補の2人を敗退させた準優勝のライアンシミネリは、
ショーンラッシュのパフォーマンスを称賛するほかなかった。
私は勝てなかったことにはガッカリしていますが、ショーンは素晴らしいゲームメイクをしました。努力のたまものです。タイトルマッチにまで行き着けたことは私のキャリアに於いて、新たな一歩でした。
これまでで最高の賞金($40,000)も勝ち取れましたし... 。
日本のジャパンカップの参加資格も得て、PBAサマーシリーズでも投げられます。だから、私に取ってこれはビッグウィークでした!
プレッシャーにもうまく対処できたと私は思います。通常は私は自分を責めてしまいますが、今週は自分に満足しています。まだまだ、たくさんのチャンスがあります。私はとても若いのです。
準決勝で
ライアンシミネリ(最終成績:第2位)は第1フレームで7ピンをミスしたが、続く10投をストライク9個をもってオーストラリアのジェーソンベルモンテ(最終成績:第3位)を突き放し、257
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223で勝利した。
ベルモンテは10フレまで右レーンに手こずり、間に合わなかった。2011
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12年PBAツアーシーズンで3つの勝利を収めファイナルへと勝ち進んだベルモンテは、PBAプレイヤー・オブ・ジ・イヤーの有力候補と見なされていた。
オープニングマッチに於いて、
ライアンシミネリはもう1人のプレイヤー・オブ・ジ・イヤー候補、ダラスのマイクフェーガン(最終成績:第4位)をミスだらけの試合ながら190
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182で下した。
フェーガンは最初の5フレームの内3フレームをオープンにしてしまい、ターキーでの回復も間に合わなかった。
ライアンシミネリは2つのスプリットをオープンにしたもののストライクを3つ続けて辛うじてリードを守り、10フレで7ピンをカバーして勝利を確実なものにした。
フェーガンの2011
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12年のタイトル数は2つで、その内の1つはPBAツアーの4大メジャーチャンピオンシップの1つであるUSボウリング・コングレス・マスタースである。
ライアンシミネリが負けたことで、PBAツアーは1962年以来初めてサウスポーのタイトルウィナーのいないシーズンを終えることになった。