質問01:
今回20回目となる記念大会は、予選通過の条件として高スコアを打ち続けなければ準決勝には残れない大会だったと思いますが、
児島都史プロ(フリー)はコンディションをどう感じ、精神的にも辛いゲーム、時間帯はありましたか?
辛いゲームの時間帯はなかったですが、高いスコアが出るのはレーンコンディションからも明らかでした。
トーナメントだけではありませんが、常に予選ボーダーラインを予測し、勝負所での持参したボールをどう選択使用すればよいのか考えています。
今回のトーナメントでは8ゲームプラス300点であれば、8位くらいの所には行けると思ったので、それだけを基準に投球し続けました。
質問02:
予選から決勝まで、使用されたボールを順番に教えてください。
数種類のボールを持参しましたが、結果
オーラ2個(ドリルレイアウトが異なる)と、
Cシステム・マックスドアウト2個(同じくドリルレイアウトが異なる)を使い分けました。異なるレイアウトはピンアップとピンダウンです。
質問03:
準決勝は250アベとハイアベレージを記録され、オーラを使用されていたようですが、オーラは児島都史プロにとってどのようなボールですか?
オーラは扱いやすいボールですが、今までのブランズウィックにはない走りと奥でのキレ、柔らかなピンアクションと扱いやすさが違います!
全てにおいて、私にとってトーナメントに必要な要素を兼ね備えたボールですね。今までになかったピンを10本簡単に飛ばすピンアクションの柔らかさは最高・最強ボールです。
質問04:
シュートアウトの1回戦では、2種類のボールを突如レーン毎に使い分けられていましたが、偶数レーンと奇数レーンでコンディションの違いをどう感じられていたのですか?
この時、オーラとCシステム・マックスドアウトを使用されていましたが、どちらのボールがどう感じて選択されたのか、教えてください。
まず、奇数レーンは
オーラを投げました!手前にオイルがなくなりかけていたので、
オーラの走りを使いまっすぐなラインで投球することを心がけました!
偶数レーンは
Cシステム・マックスドアウトを投げました!手前にオイルがあり
オーラでは少し走り過ぎたため、手前から曲がって欲しかったのでこのボールを選択しました。
どちらのレーンもアウトサイドを使うと難しかったため、インサイドとなる15枚目ぐらいのオイルで勝負するしかなく、2つのボールはそれを可能にしてくれました。
質問05:
次のトーナメントはジャパンカップですが、オーラは戦力として持っていかれますか?また持っていかれるレイアウトを教えてください。
まず、今回投げた4つのボールは絶対持って行きます!ピンアップとピンダウンを持込、キャリーダウンに対処しながら投げ分けようと思ってます。
その中でも
オーラは投球時間帯が増えると思います。
質問06:
オーラはボウラーの方に、どのようなコンディションの時にお勧めしますか?
オーラは万能なボールです。アウトサイド、インサイドのどこからでも使えると思います。オイルが多いレーンでも、キャリーダウンしたレーンでも、レイアウトを変えて色々なレーンで対処できます。
同じ種類のボールをレイアウトを変え2種類持つということは、今後多くのボウラーに考えて頂きたいです。プロボウラーの多くはレイアウトを変え、レーンコンディションに対応していることもありますので!
質問07:
児島都史プロの次の目標を教えてください。
やっぱりジャパンカップのタイトルです!自分の中でもどうしても勝ちたいトーナメントであり、大きなタイトルのひとつです。
まずまずだと思います!70%ってところでしょうか。
今回の
広島オープンは
オーラやファンの皆さんの声援も後押ししてくれた上、運も味方し勝てたと思います。後は調子を上げて、ジャパンカップに望みます!