Brunswick Area Max™
2015年、ブランズウィックブランドに日本のボウラーが待っていた、
最高のポテンシャルを持った「エリアマックス™」が緊急上陸!
最高のトラクションとボウラーが望むブレークポイントが一体化
した「エリアマックス™」は、フォルティラシリーズの「フォテフィカバーストック」にトラクション効果を最大限与えるため、
基本となるカバーストックをベースに新素材添加剤を加えました。
これは、ただ単にフックポテンシャルを高めるだけでなく、
パール素材的な走り要素もソリッドに加え、極端に早いリアクションを抑えるもので、ミッドレーンでの強い転がりと高いキレのコントロール性が持ち味です。
また、以前から非常に定評のある
「M.A.C.E.™・中・RGコア」を今回は採用したのもそのためです。
一世を風靡したあのスィージの転がり感あるリアクションを実現し、
正しく日本のボウラーとコンディションとボールバランスを考えたJAPAN限定モデルとしてデビューいたします。
フック力やスピード感を究極に求めた「エリアマックス™」は、
ストローカーはもちろんですが、クランカーや低回転ボウラーにも使用していただける絶品モデルとして仕上げました。
第29回
2015年3月16日更新
こんにちは、プロボウラーの
逸見正晃です。
2015年プロボウリング公式開幕戦である
「第36回関西オープン(男子)」が3月4日
〜
7日、
イーグルボウルを会場に熱戦が繰り広げられました。
サンブリッジが特別協賛を行っていることもあり、チーム・サンブリッジの奮闘に期待しておりました。プロアマ総参加者数300名を超すビッグトーナメントの今大会、なんとパーフェクトゲーム12回、800シリーズ(3G・267AVG)が7回も達成されるなど開幕戦にふさわしい超ハイスコアの舞台でもありました。
決勝ラウンドロビン進出者12名には、総合10位に
保倉映義プロ(38期・947:
ウニクスボウル)・同12位に
山上英章プロ(51期・1272:
スポルト福岡)がチーム・サンブリッジよりランクインいたしました!
山上英章プロは準決勝終了時点では第2位につけるなど、2勝目へ向けて調子もバッチリみたいですね!今年もプロボウリングへのご声援を宜しくお願いいたします!
さて、今回ご紹介しますのは、
ブランズウィックブランドのファンを拡大した人気シリーズ、スィージにも採用されていた
「M.A.C.E.™・中・RGコア」(
ウィケッド・スィージや
スィージ・ディフェンダー II)と、
最新カバーストックとの夢のコラボを実現した日本限定生産モデルの「エリアマックス™」です。カバーストックの進化はどのようなパフォーマンスを示すのか、どうぞお楽しみください。それでは、第29回
ストライクレビュー「エリアマックス™」編をどうぞ!
50°
×
4・1
/
4
×
65°・ピンセンターダウン配置
40°
×
4・1
/
8
×
30°・薬指真上位置にピン配置
博多スターレーン(ウッドレーン)
41フィートのクラウンコンディション
30.2
ml
カストディアンプラス
33°・コンディショナーの種類を変更
勝てる
ブランズウィックとして、急速にラインナップが強化されつつある同ブランドより、また新たな頼れる味方が日本限定品として開発されました。
昨年6月に日本を縦断したデモフェアでお披露目された
フォルテラ・エグザイルにて衝撃を与えた「フォテフィ・リアクティブ」と
「フォルテラ・フリップコア」の相性はとても素晴らしく、今なお多くの愛用者を多く見受けます。
今作に採用された新カバーストック「フォルティマックス・リアクティブ」は、フォテフィカバーストックをベースにフックポテンシャルを向上すべく新素材の添加剤を配合し、レーンキャッチの良さを発揮しつつミッドレーンの安定感、そしてピンへ向かい強力に曲り込む力強いパフォーマンスを得ることに成功いたしました。
必要な箇所で確実にフックモーションを見せる「エリアマックス™」は、これまでボールの曲りが出せず困っているボウラーにとって貴重な存在となるはずです。
そして、このボールのもう一つの特徴は、数ある
ブランズウィックの優れたコアデザインの中でも特に高い人気を獲得し、復活へのラブコールも非常に多いコア
「M.A.C.E.™・中・RGコア」が搭載されています。
このコアは言わずと知れた鉄仮面ロゴでおなじみスィージシリーズに採用されてきたコアになります。その中でも、今作に使用されているのは手前からの極端な反応を抑え、ミッドレーン以降にパフォーマンスを集中させる為にと設計された
「M.A.C.E.™・中・RGコア」です。
この「エリアマックス™」は、
ブランズウィックが誇る新旧の優れた所を惜しみなく注ぎ込んだ贅沢なスペックと言えるでしょう。
見た目は、気づく人も多いかと思いますが、大人気作・
ネクサス™ ƒ(P+
R)を彷彿とさせるレッド・ブラックソリッドの2色配合にて格好良さ、力強さを際立たせています。
私が投球した印象としまして、一番はフックモーションがデカい!でした。
フォルテラシリーズも
スィージシリーズもエース球として重宝してきた私にとって、この組み合わせを聞いた際に「良いに決まっている!」という確信が持てたほどです。
カバーストックの影響でオイルキャッチがとても良く、コアの影響でミッドレーンでの秀でた安定感を実感、双方のマッチングの良さでバックエンドにて強く終わらないフックを作り出せたことは大変すばらしい部分でしょう。
カラーリングが酷似していることで、
ネクサス™ ƒ(P+
R)をイメージしてしまうのですが、レーンキャッチしながら直進する様は似ているのですが、進化しているのはピン前でのフック力の強さ、そしてストライクを量産するピンアクションの良さです。
ロングオイルやキャリーダウンした状況下でコーナーピンを倒すことは難しいですが、このボールはそういったコンディションにおいても、パワフルなピンキャリーを体感させてくれます。
最近のラインナップでは
マスターマインド™・インテレクトの次に投球する様な、
ミディアムヘビー〜
ヘビーを適合コンディションとした使い方がお勧めです。
高摩擦カバーの為、レーン手前のオイルが薄いコンディションでは前進しづらくなり、本来のパフォーマンスが出せなくなってしまう為に注意してほしいと思います。
しかし、手前のオイルを求めて内側に立ち位置をずらしても、タイトなアングルから板目を膨らませても同様に入射角度を保つことができ、ピンアクションには特に高い評価を出せる仕上がりになっています。
表面仕上げは、#500
マイクロパッド→
ロイヤルコンパウンド仕上げとなっており、投球につれて表面のツヤが摩耗してくる様子です。
オイリー対策としてなら箱出で、ヘビーオイルには#1000
マイクロパッド加工は大変有効です。
また、スピードが遅めのボウラーの方にはポリッシュがお勧めです。このボールの良さはポリッシュしても弱さが出ずにドライエリアでの反応が鋭くなる所で、ストローカーからクランカータイプ、低回転ボウラーまで対応してくれます。
今回、ドリルレイアウトは
「50°×
4・1/
4×
65°」のピンダウン(中指・薬指の間、真下位置)にしました。
数値以上に早い転がり感が欲しかったので、PAPから真下2インチ位置にバランスホールをドリルしています。当時、大のお気に入りでした
スィージ・ディフェンダーと同レイアウトで、レーン手前にオイルを感じるコンディションでグリップ力を感じたくて選択いたしました。
予想以上に、手前からというよりも中間からバックエンドにかけて強いリアクションを感じたことは当初の予定以上でしたが、そのことで更に深い入射角度を得やすくなりました。
比較対照には、
DV8ブランドの新戦力、
サグ™・アンルーリーと投げ比べました。
こちらはバックエンドの動きを期待してピンアップレイアウトの40°
×
4・1
/
8
×
30°にてドリルしています。
どちらもフック力がPRポイントのボールですが、オイルキャッチ力では「エリアマックス™」が遥かに強く、その分で直進力は
サグ™・アンルーリーの方が意外にスムーズな動きを見せてくれました。
ミッドエリアでは、強く回転方向に傾こうとする「エリアマックス™」に比べて、
サグ™・アンルーリーが、回転方向を保持したままで進む感覚です。
ピン前で強く曲がり込むイメージが残ったのは「エリアマックス™」、シャープな反応を示すのは
サグ™・アンルーリーの方でした。全体の曲り幅では「エリアマックス™」の方が強いので、多量にオイルのあるコンディションでは一押しできます。
サグ™・アンルーリーは適度な直進力も感じられ、女性にも使用しやすいストロングフックボールですから「エリアマックス™」の次に投球すると違いが分かり易いと思います。
サンブリッジが日本の
ブランズウィックファンを想い、ラブコールに応えて鋭意製作した自信作。
ブランズウィックを語るならば、ぜひとも投球していただきたいボールです。今回、私のお勧めボールとして強く紹介いたします。どうぞよろしくお願いします。
執筆後記
ブランズウィックブランドが誇る人気シリーズの融合により誕生した、日本でしか手に入らないスペシャルな仕様となっています。人気作のバージョンアップを皆様でお楽しみください。
今回のドリルレイアウト
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コバヤシ.ボウル
公開日:2015年3月18日・3分6秒・w1920
×
h1080・撮影協力:
ラウンドワン・わらび店
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サンブリッジ公式動画チャンネル
2015年3月の
「コバヤシ.ボウル」は期待のニューシリーズ「エリアマックス™」と掟破りの工法で完成した
「ダークナイト™」の二つをお届けいたします。
今回のドリルレイアウトはどちらのボールも「64°、ピン・PAPが4・1
/
2インチ、VAL角は54°」で、レーンコンディションはCパターン(マイボールレーン:7枚目から内側に厚くオイルが塗られているオイルゾーンの距離を43フィートまで伸ばした、ややオイリーなレーンコンディションです。)で撮影を行いました。
気になるエンディングでは、2015年3月24日・火曜日・18時から放送される「オールスターチャンピオンボウリング(
CSフジテレビ)」の告知や、
チャレンジなどで
小林哲也プロ(48期・1198:
ラウンドワン)に直接申告するともらえるネームカード(先着100名)等についてのお話を伺いました。
是非、軌道動画と共にこちらにもご注目ください。よろしくお願いいたします。
なお、報道特番やニュース速報により、予告なしで放送内容や放送時間が急遽変更となる場合がありますので、当日の番組表、または番組もしくは放送局のホームページにもご注目ください。
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