Radical Ridiculous™
ラディカルレスポンスは、究極と言う言葉が相応しい!
改良される度にシャープ差を追及する、ラディカルブランド。この「リディキュラス™」は更に
コアを改良し、シンプル且つパワーレスポンスを追及したボールとして、
ミディアムドライ
〜
ミディアムコンディションで例を見ない、
オイルの切れ目から目を見張る軸移動が最大の特徴として今回デビューしました。
ラディカルボールの最大の特徴である
コア形状が、よりストロングバックエンドを生み、
そのパワーを保ち続け、飛びの硬さを感じさせないピンアクションを与えます。
クリーンな走りはもとより、今回は新しいコア形状が更にブレイクポイントでのメリハリある軸移動を実現!
ボウラーが対応にいつも苦労するキャリーしたコンディションでも、最高のパフォーマンスを発揮いたします!
第55回
2015年12月2日更新
こんにちは。プロボウラーの
逸見正晃です。今期最終戦も終わり、
プロボウリング・男子の2015年最終ポイントランキングが決定しました。ランキング上位者より発表して参ります。
第26位:
工藤貴志プロ(42期・1032:
ともだちレーン)、
第27位:
小林哲也プロ(48期・1198:
ラウンドワン)、
第32位:
岡野秀幸プロ(42期・1023:
ミスズボウル)、
第36位:
呉竹博之プロ(43期・1070:
ボウルポップス・プロショップ)、
第41位:
髙田浩規プロ(52期・1288:
ラウンドワン)、
第44位:河津亨至プロ(44期・1080:
イーグルボウル)、第48位:木村広人プロ(42期・1026:
西尾スターボウル)以上7名が、2016年度のシード権を獲得しております。
惜しくもランク外となったシード常連プロの方々も含めて、来期もチームサンブリッジの健闘を願いつつご声援の程、お願いいたします。そして、残す所は
プロボウリング・女子の公式戦が2本です。
今年を笑顔で締めくくれるのは、どの選手となるでしょうか?多くのファンが来場し、熱戦が繰り広げられることでしょう。どうぞ、ご注目くださいね。
さて、今回のご紹介ボールは
ラディカルブランドより「究極の軸移動」と謳う最新作「リディキュラス™」になります。ドライゾーンでの目を見張るパフォーマンスをお楽しみください。それでは、第55回
ストライクレビュー「リディキュラス™」編をどうぞ!
55°
×
4・5
/
8
×
45°・ピンアップセンターレイアウト
博多スターレーン(ウッドレーン)
42フィートのクラウンコンディション
30.6
ml
カストディアンプラス
42°
ラディカルより新発売となります「リディキュラス™」は、コアデザインへ特に拘りを見せた最新作で、ドライゾーンでの反応速度は他に比べて非常に早く設計されているのがポイントです。
前作の
レイブ™、前々作の
プリモ™は
ラディカルらしいシンプルな軌道を描く投げ易いボールという印象を強く抱きましたが、今作はやんちゃなイメージを与えるほどに過激なリアクションを起こしてくれます。
現在、
ラディカルブランド最大のフックラインは「グル」シリーズですが、今作はバックエンドモーションではそれらに匹敵するほどの力強いリアクションを示します。
対称コアでここまでのコア作用を生み出せるのは同ブランド開発者である
モーピネル氏らが長年培ってきた技術によるものです。
適合コンディションを
ミディアムドライ〜
ミディアムとしているように、ソリッドカバーらしく手前からのキャッチ力も感じますが、カバーストックそのものの摩擦はそれほど強い感じはありません。
ソリッドならではのレーンに張り付くようなキャッチ感は適度なスキッドも同時に生み出しバランスに秀でており、早い曲り出しという程ではないでしょう。
ボールの傾きを感じる状況では一気にパワーを爆発させるかのようなバックエンドでのキレを示す反面、オイルの量が多いオイリーや長さのあるロングコンディションでは滑り過ぎてしまい特徴である軸移動を体感しづらくなってしまいます。
よって、あくまでミディアムコンディションをベースとした使用範囲を意識した上で、使っていただきたく思います。ピン側での戻り感が豊かなので、アウトサイドよりもインサイドからの方が力を発揮してくれる形状なのですが、板目を多少使って投球できるボウラーにとってはどのアングルからでもスムーズに入り込めるスペックとなります。
コアの転がり・傾きにより動きを調整する仕様なので、ストローカーとクランカータイプでは大きくボール軌道が変わってくるのも特徴と言えるでしょう。高回転ボウラーが投球することで、大変深く鋭い入射角度を得ることを可能としています。
つまり、過去作品に比べると、リリースやボールスピードによって様々な顔を出すようにも思える為、万人向けというよりはある程度同一のパフォーマンスを出せるボウラーにとって、非常に効果的なボールスペックになっています。
私はこのボールの動き幅として、今月の商材では
サグ™・ライフに次ぐフックポテンシャルと捉えており、
ゼフィロス™よりも早い立ち上がりを見せます。
オイリーコンディションでの投球では曲がり幅自体はどうしても物足りなくなってしまいますが、ハウスコンディションを中心にミディアムコンディションでの投球では他のボールとは一味違った軌道を得ることができ、
ブランズウィックグループの一員として
ラディカルは確固たる立場を築きつつあるものと感じられました。
さて「リディキュラス™」の表面は#500
マイクロパッド→
ロイヤルコンパウンド仕上げで、どちらかというとあまり光っているという印象はありませんが、投げていくと次第に光ってきます。
レーン上でのグリップ力を保持したければ、投球G数を重ねたら#2000程度で削ることにより、曲りを安定させる必要が出てきます。ミディアムドライでの投球を求める際はポリッシュ加工を再度行うことも有効ですので、もう少し先まで直進してほしい場合やピン前でダラダラとした動きになってしまった場合には試してみてください。
ドリルレイアウトは
「55°×
4・5/
8×
45°」で中指・薬指の指穴上部のピンアップセンターのレイアウトにてドリルしました。
ピンアップかピンダウンかで大きくリアクションが変わり、ピンアップではよりピン側でのバックエンドリアクション重視イメージ、対してピンダウンになるとミッドレーンでの転がり感が増し全体的なフック軌道は柔らかく読み易いものとなります。
どちらでも頼れる武器となりますが、ドリル時のボウラーニーズに合わせて選択する必要があるので、希望の曲り形状をドリラーに伝えてみると良いでしょう。シャープなバックエンドリアクションを追求した今作は、これまでの
ラディカルブランドのボールとも一線を引いたスペックとなっています。
入射角度を作り易く、当たり負けしにくいミディアムコンディション対応ボールをお探しの貴方、是非「リディキュラス™」をお試しください。それでは、次回の
レビューでまたお会いしましょう!
執筆後記
対称コアとは思えない程の軸移動の早さから生まれる強力なバックエンドリアクション。ミディアムコンディションで抜群のパフォーマンスを示す今作は、
ラディカル特有のコアデザインによるもの!
未経験の方は、このボールより
ラディカルの強さを体感してください。
今回のドリルレイアウト
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逸見正晃プロのフェイスブック
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ボールのお掃除とお手入れは下記の商品をお使いください。
あなたの大切なボールを延命させるには、日頃のケアがとても大切です。
ボール名
リディキュラス™
馬鹿げた、馬鹿馬鹿しい、おかしいなどを意味しています。
ブランド
ラディカル
ボールカラー
ブラック
コア
表面加工
硬度
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
ボールの硬度比較
RG Min
RG Diff
フック
6.0
スキッド
7.0
バックエンド
9.0
ウェイト
適性レンコン
ブラックライト
出荷日
2015年11月12日
税込価格
BALL WEIGHT
10P
11P
12P
13P
14P
15P
16P
上記の表示は輸入したポンド数に当ります。したがって、現在の在庫とはリンクしていませんので、あらかじめご了承の上ご参照ください。
また、1P(ポンド)は約453.6グラムになりますので、10Pは約4.54kg、16Pは約7.26kgとなります。
LANE CONDITION
The Radical Ridiculous delivers a new ball motion that is sure to turn heads. Our goal was to impact backend reaction the way the Guru line has impacted the hook dimension of the game,
and with the Ridiculous, we are pleased to deliver a new performance ball that produces insanely strong backend reaction.